皆様が安心して満足いく受診が行えるよう、心がけて外来看護にあたっています。専門外来においては、看護相談や継続的な看護支援の充実を図っています。 神経難病・糖尿病・認知症など相談に応じています。専門の看護師が対応していますので、是非お声かけ下さい。
主に脳血管障害、神経難病等の検査、治療、看護を行っています。患者様の入退院も多く慌ただしいですが、スタッフ全員が協力しあって頑張っています。 他の病棟に比べて若いスタッフが多く元気でアットホームな病棟です。またスキルアップのために病棟内で勉強会を行い、皆で楽しく切磋琢磨しています。
4階病棟は急性期の治療や診断のための検査などが行われる病棟で、24時間入院を受け入れています。 入退院、回復期病棟への転棟と患者さんの入れかわりの多い病棟ですが、丁寧で思いやりのある看護を心がけています。患者さんの苦痛や不安の軽減に努めるとともにリハビリ看護にも取り組んでいます。
5階病棟は看護職員以外にリハビリスタッフやソーシャルワーカーなど多くの専門職が配置され、患者さんが最良の状態で自宅退院を目指せるよう多職種協働でがんばっています。 日常生活自立支援だけでなく、楽しくできるリハビリとしてレクレーションや季節にあったイベント活動なども行っています。
6階病棟では、患者さんに寄り添い、訴えに耳を傾けながら、きめ細やかに看護にあたっています。患者さんの24時間を支え、退院というゴールを目指して支援するリハビリナースとしてがんばっています。 スタッフは20代~60代と幅広くママさんナースもたくさんがんばっている明るく笑顔いっぱいの病棟です。
7階病棟は談話室からの眺めもよく、ピンクが病棟カラーの明るい病棟です。看護チームだけでなくリハビリスタッフも配置されているので、多職種チームでがんばっています。 また昼食前のパーキンソン病体操や月2回のパーキンソン病教室など、パーキンソン病患者さんのリハビリ・看護に力を入れています。
管理部門には、看護部長、副看護部長、医療安全担当師長、教育担当師長、管理室クラークの5名の職員がいます。 看護に関する業務の整備・改善、病床のコントロール、医療安全、看護部内の人事・教育に関することなど、働きやすい職場づくり、質の高い看護実践の提供を目指し、 看護管理者・スタッフの指導・支援にあたっています。
食事ラウンドは、看護師、リハビリスタッフ、管理栄養士などの多職種からなるチームで行います。嚥下障害や摂食困難のある患者さんのもとに伺い、実際の食事の様子を見せていただきます。 食事の内容や体位の調整、自助具の検討を行うなど、食事の自立支援を目標に活動しています。
摂食機能の障害には、上肢の機能、咀嚼・嚥下機能、認知機能など、多くの機能障害が関係するため、その人の障害にあった訓練や練習が必要です。 北病院では、研修を受けた看護師が中心となって、唇や舌などの動きを良くする間接訓練や食べながら行う直接訓練などの摂食機能療法に取り組んでいます。
排泄が自力でできない方に対し、自立レベルにあった支援プログラムを用い排泄の自立支援を行っています。オムツレベルの方には、残尿測定を行いながら尿意の確立を目指します。 尿器やポータブルトイレを使用している方には、次のレベルを目標に動作の練習を行います。チェックリストなどを活用しながら患者さんと共に排泄動作の自立を目指します。
患者さんの動作の自立度が改善したとしても転倒リスクが低くなるとは限りません。転倒を予防するには、患者さん一人一人について詳細に評価しそれにあった対策を立てていくことが大切です。 北病院では、看護師とリハスタッフによる転倒予防カンファレンスを行い、ベッドサイドをラウンドしています。 ベッド周囲の環境設定やセンサー類の必要性等を検討し、病院内で安全に過ごしていただくための環境について話し合っています。
医療安全管理部にいて、医療安全に関するマネジメントを一手に担っている師長です。医療安全管理に必要な体制作り、教育・研修の企画・運営、事故後の対応など、 その活動は幅広く病院の医療安全管理の要として活躍しています。現場での医療安全チェックやインシデント報告等のデータ管理もあって日々多忙ですが、いつもやさしく穏やかに対応されています。
長崎北病院には、認知症の診断・治療を行う「もの忘れチェック外来」があります。認知症認定看護師である福島師長は、認知症患者・家族のための看護相談を担当するとともに、 認知症患者のケアを行う看護スタッフへのアドバイスなどを行っています。最近では地域で行われる認知症ケアの研修や講演などの講師としても活躍しています。
院内で起こるさまざまな感染症から患者・家族、職員の安全を守るためにICTが設置されています。 ICTは、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などさまざまな職種が集まり、院内感染に関する情報の把握、職員の教育・啓発活動等を行っています。 感染予防対策の観点から療養環境をチェックし、アドバイスする環境ラウンドも重要な活動の一つです。
環境ラウンド
NSTは、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で構成され、患者さん一人ひとりにあった栄養管理が最良な方法で行われるよう支援します。 また、食事摂取の自立支援を目的とする「食事ラウンド」はNSTメンバーが中心となって取り組んでいます。実際の食事場面を観察し、食事の形態、姿勢、補助具などの改善策を多職種で話し合います。
栄養状態の低下、自力で体動できない状態が長く続く場合などは、褥瘡発生のリスクが高くなります。 褥瘡対策チームでは、そのような一人ひとりの褥瘡発生要因を評価し、リスクの高い患者の褥瘡発生の予防、褥瘡のある患者の治療方法の指導などを行います。 褥瘡ラウンドでは、褥瘡のある患者を医師、褥瘡専任看護師等が回診し、創の処置、スタッフへのアドバイスなどを行います。
長崎北病院では、脳卒中教室、糖尿病教室、パーキンソン病教室を多職種協力して開催しています。 教室は、患者さんやご家族が他の患者さんたちと一緒に、病気のこと、再発や悪化の予防方法、日常生活の注意点などを学び、積極的に自己管理を行っていただくことを目的に取り組んでいます。 パーキンソン病チームで作成したパーキンソン病体操は患者さんに好評で、病棟でも日課に取り入れています。