その他の部門
栄養科
栄養科は、「高齢化する地域社会を支える医療・介護(栄養管理)」「専門性を活かし地域連携を推進する」「介護の支援・在宅復帰を意識したチーム医療」を目標としています。
給食部門
●主治医の指示のもと、患者様の病態に合わせたお食事を提供しています。
・エネルギーコントロール食
・塩分制限食
・蛋白制限食
・脂質制限食
・嚥下食
●食事制限のない患者様に対し、朝・昼の選択メニューを行っています。
●入院中の患者様にも季節感を感じて頂けるように、節句などの行事や四季に合わせ、月に1回行事食を行っています。
四季折々の食材を使用し、重箱に盛り付けて提供しています。
食事制限のある方にも、安心してお楽しみいただける様、調理法や食材を工夫し提供しています。
1月 | お節料理 | 7月 | 七夕弁当 |
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2月 | 節分 恵方巻 | 8月 | 原爆記念日郷土料理 |
3月 | ひなまつり弁当 | 9月 | 月見弁当 |
4月 | お花見弁当 | 10月 | おくんち弁当 |
5月 | 五月弁当 | 11月 | 紅葉弁当 |
6月 | 紫陽花弁当 | 12月 | クリスマス料理 |
栄養管理部門
●栄養管理
栄養管理士が、入院時に栄養管理計画書を作成し、個々に見合った栄養療法を提供しています。
●栄養相談
生活習慣病、炎症性腸疾患、術後、その他食事療法が必要な患者様に対し、医師の指示のもと、入院・外来で栄養相談を行っています。
また、糖尿病や脂質異常症、高血圧、メタボリックシンドロームなどの患者様に対しては、生活習慣病ケアユニットと連携し、食事だけでなく、療養生活を支援できるように取り組んでいます。
●その他イベント
外来糖尿病教室(2回/年)
地域事業:ゲンキーズ(2回/年)
患者相談窓口
病気や、入院になったりすると生活の上でもいろいろな心配事が出てきます。患者相談窓口には、医療ソーシャルワーカー(MSW・相談員)がおり、そうした心配事のご相談をお受けし、問題解決のお手伝いをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。(入院中の方は、看護師に伝えていただければ、いつでも病室までお伺いします)
たとえば、こんなときにご相談ください
●入院を勧められているが医療費のことがとても心配
●病気のために仕事ができず生活に困っている
●転院先を探したいがどうしていいかわからない
●退院後ヘルパーさんに来てもらいたいがどうしたらよいのか
●身寄りがなくこれからの生活が不安
●介護保険やほかの福祉制度が知りたい
●施設について知りたい
臨床検査科
『私たち臨床検査技師は、法人臨床検査科理念を基に、患者様を最優先とした検査を行っています。
安心して検査を受けられるように思いやりと接遇を心掛け、迅速かつ正確なデータの提供のため、技術や知識の向上に励んでいます。
臨床検査科は、「検体検査」「生理・超音波検査」「睡眠検査」に分かれて従事し、専門性を高めるため各学会などの認定取得を目指しています。』
【法人臨床検査科理念】 「信頼される検査のために、常に確認、そして向上心」『検査のプロフェッショナルとして ・地域の皆様が安心して検査を受けられるように努める ・臨床及び地域の皆様へ正確かつ迅速に検査データを提供する ・探求心を持ち、知識と技術の向上に努める |
臨床検査科 専門認定資格状況(重複取得者有)
検体検査 | 認定臨床化学・免疫化学制度保証管理検査技師 | 1名 |
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二級臨床検査士(臨床化学) | ||
緊急臨床検査士 | ||
認定救急検査技師 | ||
超音波検査 | 超音波検査士 (循環器2名・消化器3名・体表4名・泌尿器1名) |
4名 |
睡眠センター | 睡眠学会認定検査技師 | 6名 |
医事課
医事課は患者様が最初と最後に接する病院の窓口です。受付・患者様のご案内・会計・保険請求・診療録管理業務、また総合案内や医療相談などの対応も行っています。
各病棟にはクラークを配置し、病棟に於ける医事業務全般を行っています。
井上病院の医事課は下記の理念をモットーに真心込めた笑顔で対応することを心掛けています。
1.救急病院として対応は的確かつ迅速、誠実に。
2.対応、接客は心配りを忘れずに。
3.患者様より先に挨拶、声掛けを。
4.医事入力、会計は確実に
薬局
私たち薬局は正確かつ迅速な調剤を目標に日々頑張っています。
薬局では薬を作る調剤業務の他に、患者様への薬の説明、注射薬の管理・供給、血液製剤の管理、他部署への医薬品情報の提供などを行っています。患者様が服用される薬の効果や副作用を予め知っておくことはとても大切な事です。私たち薬剤師は薬の専門家として、患者様お一人お一人が安心して薬を服用して頂くためのお手伝いが出来ればと思っています。
薬に関する疑問・ご相談などがございましたらお気軽に声をお掛けください。
放射線科
当院の放射線科は、放射線科医師、診療放射線技師、受付スタッフで構成されています。
業務内容は、X線撮影検査、X線CT検査、MRI検査、透視検査、血管造影検査などがあります。
また、乳腺外来に対応できるようマンモグラフィ(乳房撮影)も行っています。
どの様な検査か簡単に説明してみます
X線撮影検査 | 俗にレントゲンと呼ばれ最初に行う検査として定着しています。手技は容易ですが豊富な情報を得ることができるため、最も多く利用されています。 胸部、腹部、骨や関節などを診断する場合に用いられています。 |
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マンモグラフィ | 乳房の撮影のことを示します。撮影をする際は、高度な技術を持った認定技師が行いますので安心して検査を受けてください。 |
X線CT検査 | コンピュータ断層撮影のことで、X線を用いて人体の横断面や任意断面を撮像します。当院では64個の検出器が装着されたマルチスライスX線CT装置の導入により、短時間で広範囲の断面像を得られます。また、造影剤を用いてさらに詳しく検査を行ったり、画像処理を行うことで血管などの立体写真(3D)や様々な断面像を作成したりすることができます。 |
MRI検査 | 電波と磁石の力を利用して、人体の様々な断面像を撮影します。大きな音がしますが痛みなどはありません。貴金属などを身につけていると磁石に引き寄せられたり、画像がゆがんだりします。また、手術などで体内に金属がある場合は検査が出来ないことがあります。 |
透視検査 | 消化管造影検査、いわゆるバリウム検査(胃腸透視、大腸透視)が主に行われます。そのほかにも経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD)や内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)などの検査も行われます。 |
血管造影検査 | 全身の様々な臓器の血管にカテーテルという細い管を通し、造影剤を流して血管の連続写真を撮影する検査です。血管造影の技術を応用して、狭くなった血管を拡げる血管拡張術(PTA)や腫瘍を栄養する血管を塞いで治療する動脈塞栓術(TAE)等も積極的に行っています。 |
・コンピュータ断層撮影装置(CT) ・磁気共鳴画像装置(MRI) ・乳房X線撮影装置(マンモグラフィ) ・デジタルX線透視兼DSA装置 ・一般撮影装置 ・ポータブル撮影装置 ・Cアーム(外科用透視撮影装置)※全ての画像ファイルは、DICOM規格でPACSに保存しています。 |