医師:長崎北病院(神経内科)
Interview
患者さんの言葉に耳を傾け、
寄り添った治療をする
長崎北病院
神経内科医師
入職したきっかけ・理由は?
大学進学を機に関東に出て、関東の大学病院や救急病院、市中病院等様々なところで経験をしてきました。ゆくゆくは地元(長崎)に戻るつもりだったので、長崎で働くことは視野に入れていました。
私は専門が神経内科医なので、神経内科の常勤医師数が長崎医療圏でもトップクラスに入ることが魅力の一つでした。あとは、これまで救急病院で主に働いてきて、転院・退院後の患者さんについて知る機会がなかったので、今まで経験できなかったことを学べる場所だと思い、入職を決めたのがきっかけです。
ご自宅に戻るまでにも、色々な治療があるので、その経緯を診ることができるというのは、自分自身にとっても勉強になるし、良い環境だなと思います。
他職種・他部署との連携について教えてください
困ったらすぐに相談できる環境です。これまでに大規模病院で働いてきたので、組織が大きいといろんな人を通して相談をしないといけない環境だったんですが、長崎北病院では電話1本で担当者に相談したり、廊下で会ったときに“こないだの件だけど…”っていう風に気軽に話をしたりできるので、解決までのスピードが速いです。長崎北病院はPF【患者様最優先の医療を行う】という理念が各職員に浸透しているので、何か困ったことがあると、患者さんの為にどうしたらいいのか?と、一緒に考えてくれる仲間がたくさんいるなと思います。
患者さんと関わるときに大切にしていることは何ですか?
患者さんの訴えに耳を傾けることを大切にしています。自分がまだ研修医の時に、指導医の先生から“病院に来る患者さんは何かにもう困っているから来てるんだ。必ず何とかしてあげてください”と言われたことがあって。とてもシンプルな言葉だったんですけど、“確かに、そうだよな”って思ったんです。神経内科に罹る患者さんはご高齢の方が多く、何に困っているのか意思疎通が難しいことも実際はあります。しかしその患者さんも病気のことはもちろん、病気以外のことでも何か困っているかもしれないので、患者さんひとりひとりの訴えを紐解けるように、耳を傾け接することを意識しています。
- 08:30
- 出勤
- 09:00
- 外来診察
- 13:00
- お昼休み
- 14:00
- 回診
- 16:00
- カンファレンス
- 18:00
- 退勤
※流動的なスケジュールですので、参考程度にご覧ください。
就職希望者へのメッセージ
をお願いします
長崎北病院は一般病棟・回復期病棟・療養病棟と回復期に特化したケアミックス病院です。急性期脳卒中のような高度な医療・治療が必要な症例を診ることは難しいですが、変性疾患や慢性疾患の神経内科の症例の方が多くいらっしゃいます。患者さんの話に耳を傾けて、長期的な治療が必要となるので、臨床の経験を積みたいと思っている方には魅力のある病院だと思います。また治験にも力を入れているので、臨床と研究の両軸でも経験を積めると思います。有給も時間・半日単位でも取得でき、ワークライフバランスよく働ける環境があるので、自分自身で自由に使える時間も増えました。臨床をもっとしたい、生活スタイルに合った働き方をしたい、など働き方の希望は人によって様々あると思いますが、是非一度見学からでも来ていただければと思います!