視能訓練士：井上病院
Interview
人々の生活に欠かせない
『目の健康』を守ります
井上病院
視能訓練士
業務内容は？
視力検査・眼底検査・視野検査・手術前後検査などの眼科検査全般を行っています。検査業務以外にも、受付業務や事務作業も行っています。視能訓練士と看護師が連携してスムーズに検査を進めるために、必要に応じた業務も対応しています。
職場の雰囲気はいかがですか？
自分も含めて、子育て世代のスタッフや先輩ママが多く在籍をしています。子育ての相談をしたり、プライベートな話をしたり、和気あいあいとした雰囲気だと思います。子どもの行事や体調不良などでの休みもお互い様と、調整をしやすいです。
仕事のやりがいや喜びは
どんな時ですか？
視能訓練士は少人数なので、患者さんの症状をほぼ把握できる状態です。初診時と比べ、患者さんの治療効果が見えてきて、視力が回復している経過を診ると、本当に良かったなと思います。当院は、ご高齢の方が多く来院されその中でも糖尿病を患った方が多く、内科的治療と眼科的治療を同時に行っています。生活習慣病なので、時間とお金がかかり、患者さんにとっても根気のいる治療になりますが、検査の時に視力の大切さを強く伝え、治療を頑張りましょうねと話しています。
どのような教育体制を
取られていますか？
2008年の眼科開設以降、視能訓練士の増減はなかったので、教育面は看護師にサポートをしていただいています。看護師と連携して業務にあたっているため、看護業務、検査、事務作業等マニュアルをもとに段階的に教育・指導を実施しています。
- 08:45
- 出勤
- 09:00
- 眼科検査（視力検査・眼底検査・視野検査）
- 12:30
- お昼休み
- 13:30
- 眼科検査（視力検査・眼底検査・視野検査・手術前検査）
- 16:30
- 事務作業
- 17:30
- 退勤
就職希望者へのメッセージ
をお願いします
スタッフ同士話しやすく、意見をしやすい雰囲気です。また休みの調整もしやすくワークライフバランスのとれる職場だと思います。2024年には外来新棟が出来上がり、眼科部門を強化したアイセンターも出来上がります。センターの立ち上げに関われる貴重な機会です。施設も新しくなりますし、新しい機器も導入されます。視能訓練士としての経験を積みスキルUPができる環境だと思います。仲間になってくれる方、お待ちしています！
井上病院 視能訓練士上長
能田看護部長メッセージ
チーム医療を体現してくれている心強い存在です
眼科外来は専門的な知識や技術を要することから専従スタッフが理想的ですが、当院では看護師は一般外来と兼務することがあります。この体制について、当院の視能訓練士は「眼科以外の疾患や院内の動きを看護師と視能訓練士が把握することで、多職種や他部門とのコミュニケーションが取れ、結果的に患者さんに安心を提供できている」と考えているようです。患者さんはご高齢の方が多く、眼科以外の疾患も抱えていらっしゃる場合が殆どです。他部門と連携することで、疾患で患者さんを診るのではなく、一人の人として患者さんを診る（看る）ことが出来るという姿勢でいてくれる、心強い存在です。専門領域では、視力測定などの専門的な知識やスキルを計画的に看護師に指導してくれるので、患者さんの訴えや医師の治療方針を理解するにあたって、自学以上の効果があり、患者さんの生活指導や相談に応えることができています。
2024年に外来新棟でアイセンターが開設します。これまで以上に、地域に必要とされ頼られる病院になるために、一緒に取り組んでくださる方をお待ちしています。