サービス内容のご紹介


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訪問リハビリの主な内容

①筋力強化や関節の可動域を広げるための運動療法

②食事や着替え、トイレなどの日常生活を自立して行えるようにするための日常生活動作訓練(ADL訓練)

③言語障害や嚥下(えんげ)障害がある場合の言語・コミュニケーション訓練

④家の中のバリアフリー化や、使いやすい器具・設備の提案などを行う住環境の改善アドバイス

様々なお悩みに対しリハビリテーションを提供します

筋力低下で歩くことに不安がある

関節可動域練習(関節の動かせる幅を広げる)や筋力強化などの運動療法を行います。

自宅にある道具を使用した筋力トレーニング、自主トレーニング指導、ストレッチ指導の様子

うまく介助ができない

うまく介助ができなかったりやり方がわからないご家族やサービススタッフに対し、適切な介助方法のアドバイスや指導を行います。

ご家族への介助指導の様子

日常生活や家事に不安がある

実際場面での動作を確認したうえで、必要なトレーニングを提案し、環境面の検討も行います。

実際の階段昇降練習、洋服の出し入れなどのかがみ動作練習、環境調整を行った上での調理練習の様子

外出への不安がある

家の中での生活が増え、外出への不安がある方に対しては、屋外歩行練習や外出練習を行います。

屋外歩行練習、「買い物に行きたい」を実現するための外出練習の様子

家に引きこもりがち、昼夜逆転の傾向がある

活気のある生活を送ることができるように生活リズムを整え、趣味や余暇活動を用いながら支援を行います。

自宅の庭の種植え、庭の花や野菜の水撒きを支援する様子

食べ物が口まで運べない、飲み込みめない、噛みにくい

何が原因でそれらの症状が出ているのかを把握し、その方に適したリハビリの自主練習方法をご提案し、主治医やケアマネージャ、訪問看護師との情報共有を行います。(提案例:食事環境の改善、むせない為の食事摂取方法の指導、食事形態、水分のとろみのつけ方、低栄養時の補助栄養物の提案など)

食事形態や食事姿勢の提案を行う様子

会話の内容が理解できない、言葉が出てこない、読み書きが難しい

どの機能が障害されているのかを評価し、低下している部分に対して練習を行います。重度の場合は、どのような伝達手段がその方にとって最適かの評価を行い、本人または家族へ提案していきます。

失語症の方に対して書字練習や発声練習を行う様子

電話をかける時、取る時、どこのボタンを押したらいいのかわからない

生活の困りごとが解決できるよう環境調整や道具の工夫などの提案を行います。

緊急時に備えた家族への電話連絡練習を行う様子

その他のお悩み

ベッドで過ごす時間が増えた

筋力や体力が低下する可能性が高いので、少しでもベッドから離れた生活が行えるように、一緒に役割の検討や場所を変えての運動を行います。

自宅内での転倒が増えた

身体機能や動作の評価をもとに、環境調整や福祉用具・補助具の提案を行います。

認知機能面の低下がある

日常生活動作の確認や脳トレーニングなど行います。また、家族に対しては、声かけのポイントやアドバイスなどを行います。

うまく話が伝えられない

何を伝える時に困っているのか、どういう代償手段なら伝えることができるのかを提案します。

言葉がはっきりしゃべれない、スムーズに話せないなど構音障害の症状がある

どの機能が障害されているのか評価を行い、呼吸機能、発声機能、口腔器官の動き、筋力麺のリハビリを行います。

料理の調味料の量の記載(小さじ、大さじ)が分からない

理解を深めるための練習を行います。

伝えたい内容の料理名が出てこない

よく食べる料理内容を伝達カードとして作成します。

ご相談事例

骨折をして手術を受けて退院したのですが、家事や入浴などに大変さを感じています。もう少し楽にできる家事の手段や入浴の方法を教えてもらえますか?

可能です。身体状況や自宅環境を確認したうえで、専門的な立場より動作方法や環境面についての助言やアドバイス、必要に応じて、実際場面での動作練習や指導を行わせていただきます。

母親の物忘れが目立つようになり、人とふれあうことを嫌がっています。少しでも人と接してもらいたいのですが、訪問してもらえますか?

可能です。認知面の評価を行い、適切なプログラムを作成します。また人と接する機会が減ることで、閉じこもりとなり、さらに身体面や認知面の悪化をきたす可能性があります。脳トレーニングに加えて、適度な運動を提供し、心身ともに健康になるように介入致します。

父親が肺炎で入院して退院しました。入院前より、介護負担が増えて大変です。楽にできる方法を教えてもらえますか?

可能です。まずは生活の中で何の介護が大変かを確認したうえで、楽に行える介護方法の提案や補助具の提案を行います。また、少しでも利用者の動きも良くなるように運動療法も行わせていただきます。

最近父が食事の時や水分を飲んでいる時にひっかける事が増え、心配です。そういった方にもリハビリは行っていただけるのでしょうか?

嚥下障害はご病気だけではなく、加齢や筋肉の量が減ったりする事でも起きます。誤嚥性肺炎(食べ物が気管に入り起こる肺炎)の予防として早い段階からリハビリが行えるとより効果的です。

最近父の言葉が聞き取りづらくなっています。本人もイライラし話す頻度も減っている状態です。言葉の発音の練習も家で行ってもらえますか?

発音がうまくいかない理由にもよりますが、原因を評価し筋力や口の器官の動き、呼吸の状態を診てリハビリを行っていきます。また、その方に必要な自主訓練の提供も行います。

ご利用対象

訪問リハビリテーション(以下訪問リハ)の対象疾患は特に限定はありません。訪問リハが必要で、主治医の許可を頂けた、要介護・支援の認定を受けて、在宅で生活をされている方が対象です。

対応可能な主な疾患例

  • 整形疾患(骨折、術後、脊髄損傷、関節リウマチ)
  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
  • 呼吸器新疾患(COPD、間質性肺炎)
  • 心疾患(心不全)
  • 難病や進行性疾患(パーキンソン病、ALS)
  • 認知症、高次脳機能障害、抑うつ状態
  • 廃用症候群による全身筋力の低下、手足の衰え

ご利用の流れ

STEP1 かかりつけ医、ケアマネジャーに相談・確認

STEP2 ケアマネージャーからの依頼で訪問リハビリスタッフがご利用者様と契約

STEP3 かかりつけ医が診療情報提供書を春回会クリニック宛に発行(1回/3か月) ※

STEP4 春回会クリニックの医師による診察・指示書を発行(1回/3か月) ※

STEP5 訪問リハビリの開始

※STEP3、STEP4は代金別途必要となります。

ご利用料金

基本料金(1割負担の場合)
項目 時間 要介護 要支援
訪問リハビリテーション費 40分/回 627円程度 607円程度
60分/回 940円程度 910円程度
サービス提供体制強化加算 40分/回 13円程度 13円程度
60分/回 19円程度 19円程度
計画書の医師説明 1回/月※ 275円程度
リハビリテーション
マネジメント加算
1回/月※ 183円程度
1回/月※ 217円程度

※リハビリ会議開催付きから3か月間加算されます。

☆短期集中リハ加算 204円程度/回
退院退所後に集中的なリハビリテーションを行う場合(週2回以上)加算されます。

☆退院時共同指導加算 611円程度(1回の退院につき1回のみ)
入院した際、退院時カンファレンスに当事業所職員が参加させていただいた場合に加算されることがあります。

◆原爆手帳、特定疾患医療受給者証をお持ちの方、生活保護の方は公費制度あり。

サービス提供エリア

江平、山里、緑ヶ丘、淵、丸尾、片淵、長崎中学校地区を中心とした長崎市近郊
(事業所から車で15分圏内を目安にさせていただいています)

※ご不明な場合はご相談ください。

営業日・営業時間

月曜日~金曜日(8時45分~17時30分)
土曜日(8時45分~13時)
※基本的に祝日は営業しております

◎大型連休
年末年始(12/29~1/3):定休日
ゴールデンウィーク:不定休

よくある質問(Q&A)

Q1:訪問リハビリを受けたいのですが、どうしたらよいですか?

A:介護認定を受けられている方は、担当ケアマネージャーへとご相談ください。認定を受けられていない方は、最寄りの地域包括支援センターへご相談頂き、認定の手続きをお受けください。

Q2:訪問リハを始める時には、主治医の先生の許可が必要ですか?

A:主治医の先生から初回時、その後は3か月に1回、診療情報提供書を当事業所宛にいただきます。その情報をもとに、当事業所の医師が3か月に1回、診察をさせていただく必要があります。診察は当事業所職員がご自宅に伺い、オンラインで行います。

Q3:介護保険は持っているのですが、訪問リハは医療保険で来てもらえますか?

A:病院・クリニックからの訪問リハは、介護保険を持たれている場合は、介護保険が優先になります。そのため医療保険は適用外となります。

Q4:特定疾患受給者証を持っていますが、訪問リハも対象ですか?

A:病院・クリニックからの訪問リハは、介護保険で介入しますが、医療系サービスのため対象となります。

Q5:時間は20分でも利用できますか?

A:基本的に40分か60分のどちらかでお願いしています。リハビリだけでなく、生活状況や身体状況の確認もあせて行わせていただきます。

Q6:マッサージは受けられますか?

A:必要に応じて可能ですが、基本的には運動やストレッチなどひとりでいる時間にも、ご自身で管理できるように介入しています。痛みの一時的な緩和だけでなく、原因を評価して身体面だけでなく生活動作や環境面についてもご提案させていただきます。ご自身で痛みを管理できるように関わらせていただきます。

Q7:訪問リハビリ時に家族の同席は必要ですか?

A:訪問ができるような(鍵の施錠、インターホンの応答など)対応が可能であれば、ご家族不在でも問題ありません。ただし、必要に応じてご連絡させていただいたり、同席をお願いすることもあるかとは思いますので、ご了承ください。

お申込み・ご相談

<事業所番号:4210167872>
春回会クリニック 訪問リハビリテーション
〒852-8105
長崎県長崎市目覚町7番2号 HCS長崎ビル4F
※浦上駅から徒歩3分 路面電車通りにあります
TEL:095-865-6229

メールからのお問い合わせはこちら

 

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